11日11日「十方ぐれ」のお話
その干支の組み合わせで20番目の甲申からの10日間を「十方ぐれ」と言います。
これは五行の相性が悪い日の周期を指しています。つまり甲申(木と金)・乙酉(木と金)・丁亥(火と水)・戊子(土と水)・庚寅(金と木)・辛卯(金と木)・壬辰(水と土)・癸巳(水と火)です。この日は干と支が相剋し争うくらいですから良い日とは言えません。
例え他の暦注が“大安で一粒万倍”であっても控えた方が良いとされ、労して功の少ない日なのです。まるで“途方に暮れる”とダジャレのような選日というわけです。





